老々クッキング

還暦過ぎのおやじとその母が作る日々の料理の覚え書き。八ヶ岳南麓の山里からこんにちは。

残り物で簡単、ガパオライス! タイの記憶がよみがえる!

本日のお昼は冷蔵庫にあるもので、ガパオライスを作りました。

 

残り物を使ったので、正しいガパオライスとは言えないかもしれません。野菜を賽の目に切るのも自己流ですし。

なのでガパオライス風と思ってください。

 

ひき肉をにんにくみじん切りと一緒に炒め、玉ねぎみじん切り、ピーマン賽の目、人参賽の目、舞茸、を投入。

 

十分炒め終わったら、オイスターソース、ナンプラー、塩、コショーで味をつけ、ごはんの上に盛りつける。

 

目玉焼きを乗せ、バジルを散せば出来上がり。

 

 

よく、紹介されているレシピを見ると、砂糖を入れると書いてあるものが多いですが、個人的には砂糖は必要ないと思うんですが。オイスターソースがけっこう甘いですからね。

 

そういえば、以前タイを旅行した時に足を延ばして立ち寄った、田舎のレストランでバッタイ(焼きそば)を頼んだときのことを思い出しました。

 

料理が出来るまで何気なく厨房を眺めていたら、鍋にスプーン一杯くらい何か白いものを入れたのが見えたんです。

 

いったいあれは・・・まさか砂糖じゃないよなぁ、しかし化学調味料だったらもっとイヤだなぁ、などと不安にかられながら、待つことしばし。

 

運ばれてきた料理を口にしてみると、はたして、「あまーーーい!」「甘すぎる!」

 

どうもタイでは昔砂糖が貴重な時代があって、「もてなす」ということは砂糖をたくさん使うことである、と言うような話を聞いたことがあります。

 

人もまばら、ましてや日本人を見かけることもないような、田舎のがらんとしたレストランで、爽やかな風に吹かれながらぼーっとして時を過ごした記憶は、この甘い思い出とともにあります。

 

 

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